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- オフィスインタビュー
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就業中の“暮らし”も自由に、軽やかに!集中とコミュニケーションが共存するオフィスへリニューアル

家具・家電のサブスクリプションサービスを展開する株式会社クラス。「『暮らす』を自由に、軽やかに」をビジョンに掲げ、初期費用がかかりがちな家具・家電を手軽に且つライフスタイルに応じてレンタルすることができるとあり、話題を呼んでいます。
そんなクラスのオフィスのテーマは“集中とコミュニケーションの両立”。そこには人々の「暮らす」を考える企業ならではのこだわりが詰まっていました!
(1/15に取材を行いました。)

大手家具屋にて販売・店舗デコレーター・リフォームなど、様々な角度からインテリアの経験を積む。その後、インテリアの専門性を求めクラスにジョイン。クラスでは、事業開発にてステージングやオフィス等、法人向けサービスを担当。

国内大手アパレルにてVMDとして店舗監修に従事したのち、インテリアコーディネーター資格を取得しインテリア業界へ。コーディネート提案型インテリアショップ勤務を経てクラスにジョイン。事業開発にてオフィスや民泊案件等、法人向けサービスを担当。
目次
自由で軽やかな「暮らし」を作るサブスクリプションサービス
クラスが展開するサービスとは?

ameri
クラスのサービスについて詳しく教えてください。

吉田さん
はい。クラスは家具家電のサブスクリプションサービスを提供しています。個人、法人ともに安価に家具を導入できるのが特徴で、個人ですとチェアが500円から借りられます。
法人は規模感に応じて変わってくるのですが、チェア500円からはもちろんのこと、他にも幅広く活用できるようプランを揃えております。

ameri
個人と法人、どちらの契約が多いですか?

吉田さん
多いのは法人ですね。割合は6:4くらいです。
とはいえ、個人も法人も力の入れ具合は同じくらいです。法人が多くなる理由としては規模感が大きいということがあると思います。
クラスが持つ他にない強みは“修繕”と“製作”

ameri
他のサブスクリプションサービスとの違いや強みはなんでしょう?

吉田さん
他社との違いは、社内にリペア(修繕)チームがいるところですかね。破損や汚れてしまったものをすぐにキレイにして貸し出しできるところが強みだと思います。

ameri
すごいですね!リペアチームは何名でやられているんですか?

吉田さん
2名です。スムーズに作業を回せるような体制づくりをしていて、1週間で15から20くらいのリペアを対応しています。

今関さん
そして、もうひとつの私たちの強みは、オリジナルの家具を作っているというところでしょうか。自分たちで企画設計生産しているという点が、他とは異なっていると思っています。

ameri
クライアントさんから「こんな家具を使いたいです!」というリクエストはありますか?

吉田さん
はい!ありますよ。そうですね、法人の案件ですとホテルの内装とか造作家具といわれるものは一緒にデザインから対応したりしています。

ameri
え?ホテル!?じゃあ私たちが普段利用しているホテルなんかも……?

吉田さん
そうですね!
「誰でも手軽に」。サブスクリプションサービスへの思い

ameri
クラスのサービスはどんな人でも利用できるんでしょうか。何か特別な審査はありますか?

吉田さん
いろんな人に使ってもらうのが目的なので、特に条件は今のところないですね。

ameri
家具・家電のレンタルサービスということで、ユーザー様の中には「破損リスクや返却が面倒」などの懸念があると思うのですが、クラスではどのようなサポートが受けられますか?

吉田さん
そうですね。個人も法人も一貫しているんですが、ペットが汚してしまったなど、通常使用でつけてしまった傷や汚れについては対応いたします。

今関さん
個人向け、法人向けという括りはありますけど、個人向けは不注意で傷や汚れがついても追加料金はなしでリペア対応できますし、法人も基本的には一緒ですね。故意でなければ対応できます!
先ほどリペアチームがいるということをお伝えしましたが、使えないほどのダメージ等はリペアチームにて修繕してクライアントさんへお戻し、場合によっては交換という対応もしています。

ameri
レンタルして気に入った商品については、その後も使い続けることは可能なんでしょうか?

今関さん
はい。契約期間を最初に設定させていただいて、終了後に購入したいという希望があればそのまま引き取りが可能です!

吉田さん
ただしこれは法人の規約ですので、現状個人のお客様は対応していないんです。
というのも、「サブスクリプション文化を一般の方に根付かせたい」というのが社長の久保の強い願いなんです。そのため、個人のお客様に販売をしてしまうと文化がなかなか根付かないので、購入は法人のお客様のみにさせていただいています。

ameri
サブスクサービスをはじめたきっかけはなんですか?やはり、サブスク文化を根付かせたいからでしょうか?

吉田さん
はい!そうですね。自分らしく自由に生きる暮らしを実現させたいっていう目標から、弊社のビジョンが「『暮らす』を自由に、軽やかに」というものに決まりました。最初は家具・家電のサブスクリプションだけど、暮らしを自由にすることであればなんでもやっていきたいですね。今後はその軸に沿っていろんなサービスを展開する可能性もあります。
クラスの導入事例
実際にどのような企業がクラスの家具を活用しているのか、導入事例をご紹介してもらいました。
FANTAS technology 株式会社

今関さん
不動産×テクノロジーのFANTAS technology様・大阪オフィスの、オフィス家具の調達から納品までを担当しました。執務室、セミナールーム、ミーティングスペースの家具、什器をご用意しています。
株式会社Hosty

吉田さん
HOSTY様が運営する無人コンパクトホテル「mizuka」の家具・什器、家電の調達や設置などのオペレーションをサポートしました。弊社を利用することで初期費用が不要となり、キャッシュフローが改善したとの声をいただいています。
三井不動産レジデンシャル株式会社

今関さん
三井不動産レジデンシャル様の分譲マンション「パークシティ」のモデルルームのステージングを担当しました。現調からプランニング、小物のコーディネート、納品までを一括で運用しました。
サブスク対象家具は実際に使用!ユーザーの心地いい「暮らし」のためのオフィス環境

ameri
いま社内で使用されている家具は、実際にクラスで借りられるんでしょうか?

吉田さん
そうですね。いま座っているチェアやソファも対象です!一部造作はありますが、基本的にはサービスの対象製品を社内でも使用しています。

ameri
今日オフィスの写真も撮らせていただいていますが、記事を見た方で実際に気に入ったものがあれば借りられるということなんですね!

今関さん
そうですね。

吉田さん
ちなみに、いま座っていただている椅子とかテーブルはPB品といって、うちの会社のオリジナル品なんです。先ほども言った強みにあたるものです(笑)。なので、私たち自身も製品を試しているという感覚ですね。

今関さん
そうですね。実際に使っている中で不具合が出たら次の制作の際に改良するなど役立てています。
社員の居心地を重視! “効率”と“交流”を両立させたいとリニューアルを決行
オフィスの立地と内装へのこだわりは?

ameri
オフィスを渋谷エリアに置くことを決めた理由はありますか?

吉田さん
特にないとは思いますが、強いていうなら利便性ですかね。渋谷だとベンチャー企業の社長さんなど交流がやっぱり活発になりますよね。経営陣がよく集まったりするのに便利かと。

ameri
オフィスのテーマやコンセプトはありますか?

吉田さん
はい!2Fと3Fが自社エリアになっていまして、2Fが完全に執務スペース、3Fがリビングオフィスをイメージしています。
実は、絶賛3Fのリニューアル計画が進んでいまして。“テリトリアルオフィス”っていう、コミュニケーションと集中を両立させるオフィスを作ろうとしているんです。フリーアドレスとはまた違った概念のオフィスです。コミュニケーションだけを重視すると仕事の効率が落ちちゃうよね、集中する場所もつくろうか!というコンセプトで作っています。

ameri
なるほど!そうなんですね。

吉田さん
今の3Fスペース(取材時)は結構平坦で、スペースが3つくらいしか区切られていないのでちょっと飽きが出てしまうんですよね……。
そこでリニューアルをし、5つくらいの異なるテーマを持ったスペースを作ることにしました。今まであった悪い部分を洗い出して、それをどう変えるかっていうのを意識しましたね。

ameri
では、リニューアル後の3Fにはそれが活かされているんですね?

吉田さん
はい!そうだといいなと思っています(笑)!新しいオフィスは、集中とコミュニケーションの切り替えができる場所であり、自分の好きな居場所を選べることができるというのがコンセプトです。
あと、弊社はミーティングが多いので、ホワイトボートの天板をたくさん導入してサクッと打ち合わせができるようにもする予定です。

ameri
ちなみに今のオフィス(取材時)では下のフロアで集中、上のフロアで交流といった分け方ですか?

吉田さん
そうですね。そう分けて使っている人が多いですね。私はよく3Fで仕事をしています。

ameri
なるほど!ちなみに今、スタッフの方は何名くらいいらっしゃるんですか?

吉田さん
社員は30人いかないくらいですが……。アルバイトの方など入れると50人くらいだと思います。

ameri
そんなに!結構いらっしゃるんですね。
「暮らし」をもっと自由に軽やかに。今後のサービス展開は?

ameri
最後に、今後についてお伺いします。今は家具に特化しているとのことですが、今後のサービス展開について教えてください。

吉田さん
まずは、個人のお客様に対して「サブスクリプション家具」という文化を根付かせていきたいと思っています。

今関さん
法人としては、オフィスもそうですしホテルもそうですし、いろんな業態のお客様にサブスクリプションサービスを提供させていただいているんですけど、その中でお客様のいろんな要望を聞きながらやってきたいですね。
サービスは変わっていくのかもしれませんが、特に今後の近々のお話でいえば、オフィス周りのクライアントさんには力を入れて提案していっています。

ameri
ありがとうございました!
