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【事例3選】オフィスにおしゃれな休憩スペースを作る4つの方法を伝授!
おしゃれな休憩スペースのあるオフィスには憧れますが、自社に取り入れるのは難しいと感じている方も、多いのではないでしょうか。本記事では、些細な工夫でおしゃれな休憩スペースを作る方法と、おしゃれな休憩スペースの事例3選を紹介します。
ぜひ、自社に取り入れられそうなものはないか探しながら、お読みください。
目次
オフィスの休憩スペースを簡単におしゃれにする方法は?
オフィスの休憩スペースを簡単におしゃれにする、4つの方法をお伝えします。
【おしゃれな休憩スペースの作り方】
- 天井と窓を使い、開放的な空間に
- グリーンを使い、リラックス効果を
- ソファや机を工夫し、おしゃれな印象に
- フローリングや壁の素材で、統一感ある空間に
おしゃれな休憩スペースを作るための方法を、1つずつ解説していきます。
天井を高く大きい窓を設置することで開放的な空間に
天上を高くし、大きな窓を設置することで、実際のスペース以上に開放感のある休憩スペースを作れます。
休憩スペースを作るときは、なるべく大きな窓のある部屋を選びましょう。天上の高さなんて変えられない、と思うかもしれませんが、ちょっとした工夫で開放感を演出することは可能です。
リノベーションオフィスやカフェなどで見かける、スケルトン天上はご存知でしょうか。天井板を敢えて取り払い、配管やコンクリート躯体をむき出しにする方法です。むき出しにした部分を、白などの膨張色にすることで、さらに開放的な空間を演出できます。
グリーンをポイントで使用することでリラックス効果抜群の空間に
グリーンには癒しの効果があります。グリーンをポイントで使用し、リラックス効果抜群の休憩スペースを作りましょう。
休憩スペース内の数ヵ所に、観葉植物を置いてみてください。グリーンが目に優しいだけでなく、空気を綺麗にする効果もあるので、造花ではなく本物の植物を設置することをおすすめします。観葉植物の世話をすることにも、リフレッシュ効果があります。
観葉植物が置けなくても、インテリアにグリーンを取り入れることも効果的です。また、窓からの景色が自然豊かなものだと、尚良いでしょう。
インテリアのソファや机を工夫することでおしゃれな印象に
休憩スペースで使う家具は、執務室で使っているものとは異なる雰囲気のものを選びましょう。インテリアにテーマを決めることで、おしゃれな休憩スペースを作れます。
オフィス什器のような、無味乾燥なデザインのインテリアを休憩スペースで使っていては、心の底からリラックスすることは難しいでしょう。カフェのようなゆったりとしたソファを置いたり、木目調のナチュラルな机を使うことで、緊張をほぐしリラックスできる空間を演出できます。
カフェ風やナチュラルテイストなど、テーマが明確なインテリアにすることで、よりおしゃれな印象を持たせられます。
フローリングや壁の素材でおしゃれな印象に
フローリングや壁の素材を決めるコツは、2つあります。執務室とは異なるテイストにすることと、全体の素材に統一感を持たせることです。
執務室と休憩スペースの内装が同じだと、休憩スペースに居るときも仕事のことが頭にチラつき、どこか気が休まらない感じがするでしょう。仕事から離れ、リラックスできる空間にするために、休憩スペースでは執務室と違う素材を使うことをおすすめします。
休憩スペース全体に統一感を持たせることも、おしゃれな空間作りには大切です。フローリングや壁の素材だけでなく、家具とも統一感を持たせ、おしゃれな休憩スペースを演出しましょう。
おしゃれなオフィスの休憩スペースの事例3選紹介
おしゃれな休憩スペースを作り、働きやすい環境を実現した事例を、3つ紹介します。
それぞれ異なるコンセプトを元に作られた休憩スペースですが、社員がリフレッシュできる空間作りにこだわっている点は、どの事例にも共通しています。
事例を読みながら、自社の休憩スペースに取り入れられそうな工夫を探してみてください。
居心地が良いオフィスを目指した株式会社コドモンの休憩スペース
保育士や保護者の負担を軽くするための支援システムを提供する、株式会社コドモン。休憩スペースを兼ねたフリースペースは、居心地の良さにこだわって設計されています。
コドモンのフリースペースは、空間を広々と使った、見通しの良い空間です。落ち着いた雰囲気で、自然とコミュニケーションを取りたくなるフリースペースでは、ゆっくり話しながら休憩を取る社員も多いとか。
本格的に休憩を取りたい社員は、フリースペースの奥にある、休憩エリアを使います。見通しの良いフリースペースの中で、死角になるように休憩エリアを設置。周りの目を気にせず、ソファに座ってゆっくりとくつろげます。
温かみを感じる株式会社マネーフォワードの休憩スペース
自動家計簿や、資産管理サービスを提供する、株式会社マネーフォワード。照明や窓、内装を工夫し、温かみのある休憩スペースを作っています。
マネーフォワードの休憩スペースは東京湾に面しており、レインボーブリッジやお台場が一望できる大きな窓からは、日光が存分に射し込みます。窓からの日光と、柔らかな光の照明器具で、清潔感のある明るい空間を演出しています。
暖色をメインに使った内装と、ナチュラルテイストな家具でリラックスできる、温かみのある休憩スペースです。
大きな窓で開放感のある日本オラクル株式会社の休憩スペース
外資系企業の一員でありながら、日本らしさを重視し、「誠実」を行動規範とする日本オラクル株式会社。オフィス全体で大きな窓を使い、開放感のある空間作りにこだわっています。
作業も休憩もできるフリースペースは、大きな窓に面して設置されています。窓からの景色にもこだわりがあり、天気の良い日には富士山も見えるとか。数人掛けのテーブルや1人用の椅子、ブース型のソファなど、気分や用途に合わせて座席を選べます。
服装も自由な日本オラクルでは、ジーパンで出勤し、休憩がてらストレッチをしながら仕事をする社員もいるとか。リフレッシュしながら、効率的に仕事に取り組める環境が整っています。
おしゃれな休憩スペースで働き方改革を!
【本記事のまとめ】
- 高い天井と大きな窓で、開放感のある休憩スペースを
- グリーンを取り入れると、リラックス効果抜群
- 家具や内装にテーマを持たせ、おしゃれな休憩スペースを
オフィスにおしゃれな休憩スペースを設けることで、社員の満足度は高まり、業務へのモチベーションも上がります。スケルトン天井を取り入れたり家具を統一したりと、些細な工夫で休憩スペースをおしゃれにできます。
本記事で紹介した事例から、自社で取り入れられそうな工夫を探してみてください。