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オフィスデザインに役立つ!無料で使えるフリーソフト3選
最近では、企業の生産性や効率化、社風などに影響を与えるという観点でオフィスデザインが見直され、オフィス空間の活用が注目されています。
しかし、オフィスのデザインやレイアウトには専門のデザイナーや専門ソフトがなければできないと思っていないでしょうか。最近はオフィスレイアウトソフトもさまざまなものが登場しており、フリーソフトを用いてオフィスデザインを行うこともできるのです。
本記事では、オフィスデザインに役立つ、無料で使えるフリーソフトと、フリーソフトを利用するメリット・デメリットについてご紹介します。
目次
フリーソフトを活用したオフィスデザインとは
一般的にオフィスデザインを構成する際には、デザイナーやデザイン業者に依頼します。
オフィスデザインするとき、企業によってオフィスに必要なスペースの種類は異なり、それぞれのスペースをゾーニングしなければなりません。例えば、「今後従業員が増える予定でレイアウトしたい」「個人の業務スペースを確保したい」など、企業によって重視するポイントが違うからです。
では、そのようなオフィスデザインはフリーソフトで作ることができるのでしょうか。
オフィスのレイアウトを決める作業は、フリーソフトを用いてもレイアウト図を作ることが可能です。最近では、フリーで利用できるレイアウトソフトも多く登場しており、有料のものと比べれば機能は劣りますが、時間をかけずに簡単にレイアウト図の作成ができます。
オフィスデザインを作るおすすめフリーソフト3選
では、早速オフィスデザインを作ることができるおすすめのフリーソフトを3つご紹介します。
せっけい倶楽部
せっけい倶楽部は、3Dにも対応した無料の間取り設計ソフト。フリーソフトでありながら高機能で、約400種類もの家具・建具パーツが登録されており、簡単なマウスの操作でレイアウトを作成できます。
マイホーム設計用のソフトですが、平面図の設計だけであれば、オフィスレイアウトにも利用可能です。
壁や床も好みの組み合わせに変更することができますし、入力したデザインは3次元描画で立体的に表示できるので、よりイメージを作りやすいのが特徴。
間取りPlanner Plus
間取りPlanner Plusは、平面間取り図作成ソフトの老舗で、フリーソフトと製品版があります。
使いやすさが魅力で、シンプルに間取り図を設計する際に使い勝手が良く、特別な知識がなくてもご利用いただけます。
Excel DE 間取り図
Excel DE 間取り図は、その名の通りExcelを利用して間取り図を作成するフリーソフトです。一般に広く普及しているExcelを利用するので、多くのユーザーが簡単に作成することができるのは、大きなメリットだと言えるでしょう。
ツールバーのコマンドボタンから簡単にExcelで間取り図の作成が可能で、よく使用する図形などは登録しておくことで繰り返し使用できます。そのため、いくつかのパターンに分けて間取り図を作成する際にも便利に活用できるでしょう。
作成した間取り図はJPG形式で保存や印刷が可能。手軽に複数の人と間取り図を共有することができます。
フリーソフトを利用するメリット・デメリット
最後に、フリーソフトを利用してオフィスデザインを行うことのメリットやデメリットについてご紹介します。
メリット
メリットとしては、プロに依頼する前に自分たちの意見をまとめる上で便利に活用できるという点がまず挙げられます。
プロにオフィスデザインを依頼したとしても、まずはイメージを伝えなければなりません。その際に言葉だけで伝えるよりも、よりイメージが掴みやすくなる元データがあれば、イメージとのズレがないオフィスデザインが可能になるでしょう。
また、フリーソフトでは、専門的な知識がなくても利用できるものが多く、パーツを選ぶだけで簡易的に配置のイメージを掴んだり、図面を作成することができます。
デメリット
デメリットとしては、実際の建物で工事する場合の正確な寸法とは異なってしまうという点が挙げられます。
フリーソフトでは、専門家でない人でも使いやすい仕様となったソフトが多く、本格的な実用性には限界があるものがほとんどです。そのため、実際の建物の寸法にはなかなか正確に合わせて作ることが難しいでしょう。
また、フリーソフトを使って事前に準備を行なったとしても、価格が安く抑えられるわけではありません。
というのも、フリーソフトで作成したオフィスデザインが、施工する際のベストなものになることは、そうそうないからです。
もちろん、完成形を導くためのヒアリングには非常に役立つ要素になりますが、最終的には専門家が寸法などを踏まえて作成し直す必要があるでしょう。
オフィスデザイン会社に依頼する前にイメージをまとめる手段として利用しよう
本記事では、フリーソフトを用いてオフィスデザインを行う際のおすすめソフトやメリット・デメリットをご紹介しました。フリーで利用できるオフィスデザインソフトは、あくまでもイメージを膨らませ、まとめる手段の一環として活用するのがよいでしょう。
オフィスデザイン会社に依頼することで理想的なオフィスづくりができますが、その際求めているスペースやイメージを忠実に伝えるのはなかなか難しいところもあります。
その際に役立つのがオフィスデザインのフリーソフトです。より、理想のオフィスづくりに近づけるためにも、活用してみてはいかがでしょうか。