- オフィスインタビュー
-
オフィスにベーグルカフェが併設!社員と地域の人が繋がるTRUSTのオフィス
オフィスや店舗の設計・デザイン、施工を行う空間デザイン事業をはじめとした建築業を手がけている株式会社TRUST。それだけにとどまらず、Web制作・ブランディングの提案やベーグルカフェの運営など、幅広い事業を展開しています。
オフィスがあるのは、東京都多摩市の京王多摩センター駅からすぐのところ。
コンセプトは、地域の方と「繋がる」、社員同士のコミュニケーションが「深まる」、楽しそうに働いている姿が「見える」。どんなところにコンセプトが反映されているのでしょうか。
オフィスや店舗などを作る空間デザイン会社の内装とはいかに……?広報の斎藤さんと柚木さんにお話を伺ってきたので、ご紹介します!
広告業界にて、販促企画・経営者講演会の運営等の経験を経て、2016年4月に株式会社TRUST入社。広報・経営企画を担当。
大学卒業後、金融業界でSE職として勤務。ベンチャー企業で3年半新卒採用の経験を経て2018年9月に株式会社TRUST入社。広報・経営企画を担当。
目次
「満足してもらうだけではなく、皆を笑顔にする」を軸に7つの事業を展開
ameri
早速ですが、TRUSTが展開している事業について教えてください。
斎藤さん
TRUSTは7事業部あり、中心がオフィスや店舗の設計・デザイン、施工を手がける空間デザイン事業です。
他にも、起業のきっかけとなった建築職人が所属する建築測量事業、ベーグルカフェ運営を行うライフスタイル事業、Web制作・ブランディングの提案などを行うインベントラボも手がけています。
ameri
本当に幅広いんですね。
多くの事業を展開しているのはなぜですか?
斎藤さん
それは私たちの企業理念と関係しています。
ameri
どんな企業理念なんですか?
斎藤さん
「モノ作り・新しい価値作りを通じて皆を笑顔にする企業です。」がTRUSTの企業理念です。
提供するサービスで満足してもらうことは前提として、その先の笑顔を作りたいと考えているんです。
ameri
提供するサービスが増えれば、その分TRUSTが関わるお客様も増える。そこでより多くの笑顔を作るために、さまざまな事業を展開しているんですね。
斎藤さん
そうですね。
関わる多くの人を笑顔にするだけでなく、社内にいるスタッフも笑顔で働けるように工夫をしています。
「見える・繋がる・深まる」をコンセプトとしたオフィス
ameri
京王多摩センター駅すぐのところにオフィスがあったので、道に迷わず取材に伺えました!ずっと多摩センターにオフィスを構えているんですか?
斎藤さん
いえ、4年前までは、隣駅の京王永山駅にオフィスを置いていました。
ameri
どうして移転したんですか?
斎藤さん
事業が多角化したことで事業部の場所がバラバラになり、コミュニケーションがうまくいかなくなってしまったんです。
ameri
事業部ごとのサービス内容は大きく違うのに、コミュニケーションを取る機会は多いんですか?
斎藤さん
はい。私たちの事業は一見別々に見えますが、実は繋がっています。例えば、空間デザイン事業部でレストランを作ったお店に対して、インベントラボでWeb集客のお手伝いをしたり、ベーグルカフェにご来店いただいた方からリフォームのご相談をいただいたり。
コミュニケーション不足でバラバラになってしまった事業をもう一度繋げるため、移転を決意し、オフィスをワンフロアにすることにしました。
ameri
コミュニケーション不足を解消したいという思いが移転の背景にあったんですね。
移転後のオフィスのコンセプトはなんですか?
斎藤さん
「見える・繋がる・深まる」です。
ameri
「見える・繋がる・深まる」ですか。
斎藤さん
オフィスを見て回ると、コンセプトの意味を感じていただけると思います。いろいろなところに散りばめられているので、ご紹介していきますね。
ameri
お願いします!
イベントも休憩もここで。他部署の過ごし方が見えるコミュニケーションスペース
まず案内してもらったのは、エントランスすぐにある、木目調の家具が置いてある落ち着いた雰囲気のエリアです。
ameri
こちらはどんなエリアですか?
柚木さん
コミュニケーションスペースといって、休憩をしたり、MTGを行ったり、終業後にイベントを開催するエリアです。
ameri
他部署の人ともここで関われるんですね。
柚木さん
そうですね。オープンスペースなので、他部署の人の働き方や雰囲気が「見える」ようになりました。
サクッとコミュニケーションが取れる!社員の仲が深まる小MTGエリア
ameri
こちらはどんなエリアなんでしょう?
柚木さん
小MTGエリアです。
会議室を押さえるほどではないサクッとした打ち合わせや、個人作業をするときに使用しています。
ameri
軽いコミュニケーションが取りやすい空間ですね。会話が増えるとお互いのことをよく知れるので、社員の仲が深まりそう。
柚木さん
そうですね。自由に使える空間なのでコミュニケーションのハードルが下がり、話しやすくなりました。コミュニケーションも個々の作業もはかどっています。
個人的にはハイチェアがお気に入りで、昼食後はよくスタンディングで仕事をしています。
ameri
ハイチェアもビーズソファもあるなんて、作業にピッタリの空間ですね。
柚木さん
どちらも社員に人気です!大きな窓から光が入ってくるので、天気のいい日はさらに気分が上がります。
楽しそうに働いている姿が見える、ガラス張りの執務室
ameri
執務室、ガラス張りなんですね。
斎藤さん
はい。会社としての透明性を表現しているのと人から「見られる」意識で仕事ができるように、ガラス張りにしました。
ameri
パソコンと向き合っている表情が明るく、楽しそうに働いている社員さんの姿が見えます。
斎藤さん
ガラス張りの「見える」空間にしてから、等身大の社員を見てもらえるようになったので、採用にも良い影響を感じています。会社の理念・社風を体現できる空間としても役立っているんです。
ameri
実際にイキイキと働いている姿が見えると、「ここで私も働きたい」という思いが増しそうですね。
週末はお店としてオープン!地域の人と繋がるベーグルカフェ
ameri
オフィス内にベーグルのいい香りが充満していますね!なんだかお腹が空いてきました。
斎藤さん
TRUSTでは、オフィスに併設してベーグルカフェ「AFFIDAMENTO BAGEL(アフィダメントベーグル)」を運営しています。
ameri
どういうきっかけではじめたのでしょう?
斎藤さん
ベーグルカフェを運営することで、訪れる方に当社が手がける設計やデザインを、モデルルームとして体感してもらえる場所になると考えました。
ameri
実際に空間を体感できると、自分の事業を展開するイメージがつきやすそうです。
斎藤さん
そうなんですよ。
また、オフィスを多摩市に置いているのは、代表の地元愛からなんですよ。「地域の人に開かれた企業になりたい」という想いがあり多摩の方と繋がれる場所を作りました。
さらに、社員の福利厚生としても大きな意味をもっています。
ameri
そうなんですか!地域の方たちと「繋がる」場所としてショップがあるんですね。
斎藤さん
はい。週末には、地域の方が参加できる、ベーグル作りのワークショップも開催しています。
朝ごはん会など、社員の仲が深まる制度が豊富!
ameri
TRUSTならではの制度は何かありますか?
柚木さん
イベントが多いことが特徴の1つですね。
中でも、ユニークな文化は「米友倶楽部(よねともくらぶ)」ですね。
ameri
よねともくらぶ、ですか?
柚木さん
月に一度、8時半に出社したスタッフに、手作りのお味噌汁とごはん、自分では買わないような豪華なおかずを提供しているイベントです。
柚木さん
当社はフレックスタイム制なので、夜型の社員が多いんです。代表の「健康的に過ごしてもらいたい」という考えで、朝型の仕事スタイルへシフトしてもらうことを目的として開催しています。
▲皆でテーブルを囲むことで、よりコミュニケーションを図れそう!
ameri
最後になりますが、TRUSTのオフィスは働く人にとってどのような存在でありたいですか?
斎藤さん
空間デザイン事業部のスタッフは、仕事で都心に行くことが多く、週に1.2回程度しかオフィスに戻らないことも多いです。なので、いつでも“ただいま”とホッと帰ってこられる場所になればいいなと思っています。
お家のようにホッと落ち着ける、株式会社TRUSTのオフィス。コミュニケーションを通した、地域の人と繋がりやスタッフ同士の絆を感じられるあたたかい空間でした。
空間デザインを手がける企業のオフィスには、社員にも地域の方々にもフレンドリーなこだわりが細部にまで詰めこまれていると感じました。今度は週末にベーグルを食べに、ぜひ遊びに行きたいです!