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今日から始める『朝活』│朝にやるおすすめな活動12個と成功の秘訣
「早起きは三文の得」という言葉がありますが、朝早く起きると本当にいいことがあるのでしょうか?
今回は『朝活』のメリットや効果、具体的に何をすればいいのかをご紹介します。長続きするために、成功させる秘訣もチェックしてくださいね。
そもそも朝活って?
文字通り『朝活動』の略。仕事に行く前や学校に行く前などの朝の時間を利用して、趣味や勉強、運動などの活動に当てることを言います。多くの人が「時間がないと嘆いている」現代、1日24時間という限られた時間を朝早く起きることで使える時間を増やし、やりたいことができる時間を作るのです。
朝活するメリットや期待できる効果
では、朝活をするとどのようなメリットや効果が期待できるのでしょうか。
生活リズムが整う
毎日決まった時間に起きることは、1日の生活リズムを整えるために非常に重要なことです。人は、朝起きて、日が登っている時間に活動し、日が沈んだら休むというのが本来の姿でもあります。また、生活リズムが整うことで自律神経やホルモンバランスが良好に保たれるようになるので、体調面、精神面、美容面でも良い効果が得られます。
時間を有効活用できる
これまで仕事が終わって家に帰って来てからやっていたことでも、朝の時間を活用することで、仕事が終わってからの夜の時間にもゆとりが持てるようになります。例えば朝活とはまた別の趣味などの活動や習い事をしたり、家で家族とゆっくり食事の時間をとったりすることも可能です。時間にゆとりが生まれることで、心にもゆとりができ、精神的にも安定する効果も得られます。
また、早起きをし多分早寝にもなるので、睡眠の質も向上するでしょう。早起きして朝から活動することで1日の充実度も向上するはずです。
良い状態で1日をスタートできる
朝活をすることで脳や体が目覚め、その後の仕事や勉強をより良い状態でスタートさせることができます。
出会いや知識が増える
朝活が広まったことによって、朝やっているセミナーや勉強会、習い事なども続々と増えて来ています。そういった場に赴くことで、自然とたくさんの人とのコミュニケーションも増えるでしょう。
朝活は個人の活動の生産性をあげるだけでなく、使い方によっては新しい知識をチャージする時間としても非常に有効なのです。
また、最近では婚活を目的とした習い事や合コンも朝の時間帯に開催されているものがあるようです。出会いを求めている人は、そういったイベントに参加して見るのも良いでしょう。
朝活は何すればいい?朝活にやることおすすめ12選
せっかく早起きしても、ただぼーっとしているだけではもったいないです。せっかく朝はやくに起きたのだから、時間は有効に活用したいですよね。では、朝活は具体的に何をすればいいのでしょうか?おすすめの朝活コンテンツをご紹介します。
①読書
まずは定番の読書。せっかく本を買っても、「通勤中は満員電車で読めない」「夜帰って来ても疲れていて集中力がなくて読めない」と本を積んだままにしている人も多いのではないでしょうか?
朝活として自宅で本を読むのもいいですし、早めに家を出ることで通勤ラッシュを避けて電車内で読むことも可能です。朝読書には、内容が記憶に残りやすい、情報が整理されやすいといったメリットがあります。自己啓発本なら、朝読んでから仕事をすることでモチベーションアップに繋がるかもしれません。
②勉強
朝の時間は脳が活発で、集中力が高まっているので暗記系の学習をするのに最も適している時間帯です。この時間を有効に活用して、ステップアップのための資格の勉強に励むのもいいでしょう。
ただし、あまり一気にやり過ぎてしまうと疲れが出てしまうので、何事もほどほどに。最近では朝早くから授業を行なっている資格スクールもあるようです。
③英会話
朝活の習い事の中で特に人気が高いのが英会話。
仕事帰りに習い事として通っていたことがある、という人も中にはいるのではないでしょうか。最近では、朝活専用のコースを用意している英会話教室も多数あります。また、朝活サークルが英会話カフェとして、格安でネイティブな講師との英会話を楽しめる場を設けてくれているものもあります。「いきなり英会話教室でコース登録はちょっと…」という人はカフェから始めてみるのも良いでしょう。
④セミナーに参加する
最近は、朝活を支援する団体によって多くのセミナーや講演会が開催されているので、新しい知識をチャージしたり、参加することによって新しい人との交流も生まれます。
講演の種類も幅広く、ビジネススキルに役立つものや、趣味にまつわるようなものまで様々。気にはなっていたけどなかなか機会がなかったことなど、朝の時間を使って新しい知識を取り込んでみてはどうでしょうか。
⑤ウォーキング
朝活は学習の時間だけでなく、運動の時間に当てるという人も多くいます。特にウォーキングはそこまで激しくもないし、特別な道具や場所も必要ないので誰でも手軽に始めやすいというメリットがあります。
もちろん、ダイエットをしたい方にもウォーキングはおすすめ。脂肪を燃焼させる有酸素運動なので、朝食前の時間にやるのが最も効果的だと言われています。
日光に当たることで体内時間がリセットされ、心や体のバランを整えるセロトニンという物質が分泌されるので、美容や健康にも効果的です。ウォーキングをする場合は、最低20分を目安に行うといいでしょう。
⑥ヨガ
女性を中心に人気のある朝活といえばヨガ。朝からヨガを行うことで体を活動モードに切り替えて、基礎代謝をアップさせる効果があります。
ヨガも激しい運動ではなく、体をリラックスさせる効果があるものが多いので、朝の時間から心にゆとりを持たせることにも繋がるでしょう。
朝活でヨガを行う場合は、朝の時間からやっているヨガスタジオに行くのもいいですし、近くの公園へヨガマットを持っていって朝日を浴びながら行うのもおすすめです。ワンコインでできる体験レッスンを実施しているところもありますよ。
⑦朝ごはん
普段は朝の時間がバタバタと忙しくて、朝ごはんを食べる時間すらないという人もいるのではないでしょうか。そんな人は、バランスの良い朝ごはんを準備するところから朝活を始めてみるのもいいでしょう。
体にとって朝ごはんは非常に重要。体が動き出すためのエネルギーを補給し、スイッチを入れる役割を担っているのです。朝食を抜くと、集中力の低下、疲れやすくなる、眠気が取れないなどの体の不調が出やすくなってしまいます。
普段朝ごはんを食べていない人は、まずはバランスの良い朝ごはんを食べて、良い1日のスタートを切れるようにしていきましょう。ついでにお昼のお弁当を作ってもいいかもしれませんね。ちなみに朝ごはんは起きてから1時間以内に食べるのが良いと言われています。
⑧カフェ
ヨガと同じく、女性に人気のある朝活が『朝カフェ』。
おしゃれなカフェでモーニングや朝限定メニューを食べるブランチ女子会なんてのもあるのだとか。
お昼時だと混雑しているカフェも朝早い時間なら空いているので狙い目、というメリットもあるかもしれませんね。朝から自分へのご褒美のような形でテンションを上げて1日をスタートすればより元気も湧いてくるでしょう。
⑨朝日記
日記といえば1日の終わりにつけるもの、というイメージがありますが、朝に日記を書くことで気持ちが前向きになったり自信がつきやすくなると言われています。
朝日記を書くことで、昨日の振り返りはもちろん、その日1日の目標も書くことができます。これからのことを書くことで、楽しみにしていることを考え、気持ちがワクワクして前向きな気分になれるでしょう。紙に書くのは億劫だという人は、アプリなどを利用して文字に残すというところから始めてみるのもいいかもしれません。
⑩仕事のタスク整理
朝は脳が整理されている状態なので活発に働き、集中力も維持しやすい状況にあります。この時間に、その日の仕事のタスク整理をしてしまいましょう。1日の動きをイメージすることで、その日の仕事の生産性も向上します。
また、この時間に新しく企画出しやプランニングをすると普段は思い浮かばなかったようなアイディアも出てくるかもしれません。
時間に余裕があれば、早めに出勤して、集中力が持続しているうちに重要なタスクを先にこなしてしまうのも効率的だといえます。
⑪趣味の時間に使う
夜だとつい没頭しすぎてエンドを決められず、睡眠時間を削ってしまいがち。そこを平日は朝の時間だけ!と決めてしまえば、会社に行く時間までと終わりの時間を決められるので、自己管理にも繋がるでしょう。
⑫副業
集中して作業をするのにいい朝。副業を夜にやっていると疲れていたり、急な仕事が入ったり、どうしても作業にノイズが入りやすい状況にあります。
特にクリエイティブなことは脳が活発に動いている時にやるのが適しています。脳をフルパワーで使うことができれば、効率よく作業も進められるでしょう。
仕事後の疲れた時間帯だと脳の疲労から効率が悪くなってしまいますが、朝であれば脳が働きやすく、作業の生産性も向上するでしょう。
朝活を成功させる秘訣
朝活を成功させるには、早起きをすること、そしてそれを継続することが必要になってきます。夜型の人が急に早起きをしようと思ってもなかなかできないでしょう。挫折せずに朝活を続けるためにはどのようにすればいいのか、成功させる秘訣についてご紹介します。
寝る前の習慣を見直す
朝スッキリと目覚めるためには睡眠の質を上げることが必要不可欠です。
・睡眠前にPCやスマホ、タブレットの画面を見ない
・寝室は灯りを消して寝る
・食事は睡眠の3時間前までに済ませる
・入浴は睡眠の1時間前までに済ませる
これらの項目を抑えるだけで睡眠の質は上昇し、朝スッキリと目覚められるようになると言われています。
起きる時間だけでなく寝る時間を意識する
朝活と言うと、最初はどうしても朝早く起きることだけを考えてしまいがちですが、「寝る時間」についても意識することが重要です。
人の睡眠時間は体内時計サイクルで決まっており、大幅に変わるものではありません。つまり、早く寝ればそれだけ早く起きられるようになるものなのです。
寝る時間を変えずに、起きる時間だけを早くしても、日中眠くなってしまい生産性が落ちてしまいます。
朝が弱いと苦手意識を持っている人は、「◯時に寝る」という時間を決めることからスタートしましょう。
朝起きたら体を起こす行動をする
人の体は日光を浴びると活動モードに入ると言われています。起きたらまずはカーテンを開けて外の光を浴びて体にスイッチを入れてあげましょう。
日光を浴びる以外には、
・シャワーを浴びる
・冷たい水で顔を洗う
・ベッドの中で軽く体を動かす
といった行動も効果的だと言われています。
まとめ
無理な朝活を始めようと思ってもなかなか続けられるものではありません。少しずつ自分の時間を見直して、あれもこれもやろうとするのではなく、何か一つに絞って取り組むことをおすすめします。
ぜひ朝の時間を生かして、より充実した生活を送れるように工夫してみてはどうでしょうか。