- オフィスインタビュー
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ウィルゲートに行って来た!「チームワーク」の礎となるコミュニケーション溢れるオフィス
こんにちは! IBASHO編集部の近藤です。今回取材したのは、コンテンツマーケティング支援やメディア運営を手がける株式会社ウィルゲート。今年5月に移転した新オフィスは、社員同士の絆を深めたり、モチベーションを高めたりするための工夫で溢れていました!
「will」という言葉は「意志」「やりたいこと」など人のポジティブな想いを表すもの。そして、インターネットの力で多くの人々の「will」を実現させようとしているのが、コンテンツマーケティング支援や「暮らしニスタ」「Milly」などのメディアを手がける株式会社ウィルゲートです。今回は、今年5月に移転したばかりだという渋谷の新オフィスを訪問。執行役員の山中諭さんにオフィスへのこだわりについて話を伺いました。
大学卒業後、日本ケンタッキー・フライドチキン株式会社に入社人事部にて採用から制度設計、労務などを担い戦略的な人事施策を推進。2010年8月に株式会社ウィルゲートへ入社し、経営企画室の立ち上げを実施する。現在は営業、マーケティング、人事、広報の管掌役員を務める。
新オフィスのコンセプトは「開放感」と「コミュニケーション」
ウィルゲート執行役員の山中諭氏
-移転されてからまだ5か月(※ インタビュー時)とのことですが、この新オフィスにはどんなコンセプトがあるのか教えてください!
山中さん
メインコンセプトは「開放感」と「コミュニケーションの活性化」です。働く環境は、社員のモチベーションに直結すると思うので、けっこう予算をかけました(笑)。
-そうなんですね(笑)。「開放感」と「コミュニケーションの活性化」を重視するのには、それぞれどんな理由があるんですか?
山中さん
以前のオフィスは社員数に対してかなり手狭だったんですが、人口密度が高すぎたこともあって場の雰囲気があまりよくなかったんです。そこで今回の新オフィスでは、社員が居心地よくリラックスして過ごせるように「開放感」を意識しました。
広々とした執務スペースは、たしかに開放感がありますね。
執務スペースの隣にはリラックスできるソファもありました
山中さん
そして「コミュニケーションの活性化」は、チームワークの醸成のために欠かせない要素です。ウィルゲートでは「コンテンツマーケティング事業」と「メディア事業」が相互に連携し合っているので、チームワーク醸成は必要不可欠。経営陣をふくめ、すべての社員がワンフロアに集っているのもそのため。同じ空間にいれば直接会話ができるので、コミュニケーションが取りやすいんです。チャットツールも導入していますが、基本的に口頭でやりとりすることが多いですね。
-そのお話を踏まえたうえで、新オフィス一番のこだわりポイントをあげるとしたら、どこですか?
山中さん
「ルームゼロ」と呼んでいるフリースペースです。”本物の素材”を使うことにこだわって、カフェのような空間をつくりました。ポイントは床や壁、机の木目と照明の赤っぽい光。あたたかい雰囲気になるので、居心地がいいんです。
木目のあたたかさとゆったり座れるソファはまさにカフェのような雰囲気!
仕事や簡単な打ち合わせをする様子も
また、ルームゼロに設置したカウンターはスタンディングデスクとしても活用できます。立って作業した方が集中できるという意見もあって好評です。
こちらも木目がオシャレなカウンター。スタンディングデスクとしても最適な高さです。
-「ルームゼロ」という呼称には、なにか思い入れがあるんですか?
山中さん
「ここからすべてをはじめていこう」という意味をこめて「ゼロ」という名前をつけました。また、会社が少しずつ大きくなって「ベンチャー」といえる規模でなくなっていっても、初心を忘れずにいたいという思いもこめられています。
「多様性」と「チームワーク」を両立する独特な取り組み
-オフィス環境って働き方そのものを象徴すると思うのですが、この新オフィスには何か事業内容や経営理念と通じるところはありますか?
山中さん
「多様性」ですね。僕たちは事業も人材も多様性を重視していて。いろいろな価値観や考え方が混ざり合ったり、ぶつかり合ったりすることが、質の高いアウトプットにつながると思うんです。とくに人材は個性あふれる面々がそろっていますよ。だからこそ、ひとつの目標に向かって足並みをそろえるためにチームワークの醸成が大切なんです。
-オフィスのどんな部分に「多様性」が表れているのでしょうか?
山中さん
たとえば、会議室ごとにそれぞれ違う椅子を置き、照明の種類も変えているんです。これには、雰囲気の異なる部屋に入ることによって気分をリフレッシュして会議に臨めるという効果もあります。
こちらの会議室は黒いスタイリッシュな椅子とレトロなランプが特徴。並べられたカラフルなスツールがかわいらしいですね。
一方こちらはナチュラルな雰囲気の椅子に、ユニークなデザインのランプ。見比べてみるとがらっと雰囲気が違いますね。
山中さん
また、執務スペースのデスクの配置も画一的なものにはしていません。パソコン4台のコンパクトなデスクがあったり、10台ずらっと並べたデスクがあったりするんです。
-これまでのお話のなかで何度かチームワークの重要性が語られていますが、社員同士の絆を深めるためにオフィス環境以外で取り組んでいることはありますか?
山中さん
社内イベントを数多く開催しています。チームで物事に取り組むことが大好きなメンバーが集まっているので、運動会はとくに盛り上がりますよ。ただ、僕が個人的に一番好きなのは、年に1度の「ファミリーゲート」というイベントです。
山中さん
「ファミリーゲート」は学校の授業参観に近いイベントで、社員の家族の方にオフィスまで足を運んでいただき、働いている環境を実際に見てもらうものです。社員同士で家族を紹介し合ったり、僕たち経営陣も挨拶させていただいたりして、とても楽しい時間なんですよ。
-なかなか珍しい取り組みですね! 「ファミリーゲート」が始まったのには、どんなきっかけがあったんですか?
山中さん
嬉しいことに新卒でも中途でも、我が社の理念に深く共感して、大企業にも入社できるのにうちの会社に入社してくれる社員がたくさんいて。僕たちとしては本当にうれしい限りだったんですが、家族の方は正直心配しているだろうなと思ったんです。
仕事をするうえで家族の理解や応援はとても大切なもの。だから、家族の方の不安や心配を少しでも消すことができたらと「ファミリーゲート」を始めました。現在では、多くの社員が開催を楽しみにしている人気イベントです。
-働いている本人だけでなく、その家族にまで心を配る姿勢、素敵ですね。最後に、これからどんな働き方や会社の雰囲気を実現していきたいか教えてください!
山中さん
今は、社員全員がひとつのオフィスで働いていますが、今後リモートワークや多様な働き方を取り入れていかなければならないと思っています。そんななかでも、一体感を持ち続けるために、今あるチームワークをより強固なものにしていきたいです。
-コミュニケーションが活性化するオフィスはもちろん、運動会や「ファミリーゲート」といったイベントを通して、どんどん一体感は強まっていきそうですね! ありがとうございました!