- オフィスインタビュー
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インテリアはトータル数億円!働く人をモチベートするSMbrandの豪華オフィス
アパレルブランドの運営とカラーコンタクトレンズ販売を軸に事業展開しているSMbrand。
最近では代表の松田周さんが、100人に100万円を現金で渡す「1億円プレゼント企画」を行って話題になりました。
そんな今話題のSMbrandのオフィスを訪問し、平山さんと赤阪さんにお話を伺ってきました!
(1/21に取材を行いました。)
大学在籍中より、現SMbrandの設立初期に携わる。
2014年に店舗スタッフとして入社。
本社登用時は店舗管理や生産関連の業務に従事。
その後自らの志願により現在の販売戦略などの分野に携わる。
京橋駅直結のビル「京橋エドグラン」に入っている、SMbrandのオフィス。エレベーターで16階まで上がります。
Seiya
ここがSMbrandさんのオフィスですね!
Seiya
バイクがありますよ…!
Seiya
一体中はどうなっているんでしょうね…!
Seiya
すごいデザイン…!
エントランスはシックで大人な雰囲気でしたが、オフィスの中はとてもオープンで開放的ですね。
近未来的な会議室に案内してもらったところで、平山さん、赤阪さんにお話を伺っていきましょう!
目次
SMbrandとは?事業内容や会社の内側に迫る!
EC比率は異例の95%越え!SMbrandのアパレルブランド運営事業とコンタクトレンズ販売事業
Seiya
オフィスのインパクトが大きくて、早速デザインについてお聞きしたいところなのですが……。まずはSMbrandさんの事業内容を教えてください!
平山さん
弊社は、アパレルブランドの運営とカラーコンタクトレンズの販売をしています。
売上の割合は、アパレルが7割、カラコンが3割ですね。
Seiya
御社ならではの特徴はありますか?
平山さん
Webでの売上が95%を占めていることですね。一般的にはEC比率が50%を超えればすごいと言われるんですけど、アパレルもコンタクトも大半がWebでご購入いただいています。
Seiya
95%はすごいですね……!
平山さん
創業当初からオンラインに力を入れてきたんです。今も変わらずWeb販売を重視しており、特にスマホでどう売るかに注力しています。
ビジョンも役職も作らないSMbrandの「ラフな姿勢」
Seiya
会社として掲げているビジョンはありますか?
平山さん
特にないんですよね。
本来は掲げた方がいいと思うんですけど、うちの会社って良くも悪くも「ラフさ」があると思っていて。
Seiya
どのように「ラフ」なのでしょう?
平山さん
「いろいろ考えて準備しても、1、2年後って時代変わってんじゃない?」って考えていて。「とにかくやってみればいいじゃん!」みたいな社風が強いんです。
なので、「1年後こうなっていよう」とビジョンを掲げるより、目下できることをやるって感じですね。
Seiya
その考え方なら、スタッフさんは働きやすそうですね!意見も反映してもらいやすい環境なんでしょうね。
平山さん
発言しなかったら逆に、「なんでそれ言わねえんだよ」ってなります(笑)。
赤阪さん
みんなで新しいモノやいいモノを探して、見つかればすぐに走るって感じなんです。
新人であっても提案できる雰囲気があって、そこがこの会社の面白いところですね。
平山さん
もっといろんな意見を言ってほしいなと思っているんですけどね。
なかなか言いにくい場面もあるのはわかるんですが……。
Seiya
その課題を解消するために取り入れている制度やルールはありますか?
平山さん
制度やルールは特に……あ、でも、うちには役職がないんですよ。
Seiya
え、役職がないんですか?
平山さん
リーダーのような存在のメンバーはいるのですが、明確な役職名は設けてないですね。
Seiya
役職がないと困ることはありませんか?
赤阪さん
特にないですね!
逆に役職がないことでいろんなチャレンジをさせてもらえるので良いと思います。
平山さん
私たちが感じていないだけで、たぶんデメリットもあると思うんです。役割や権限が明確な方がやりやすいシチュエーションもありますからね。
でも例えば、リーダーの進め方に不満があって苦しんでるスタッフに対して、「リーダーの指示がなくても、自分で動けるようになっちゃえばいいんじゃない?」ってアドバイスできるんですよね。
Seiya
確かに役職がなければ、自分次第で仕事を動かせるようになりますもんね。
それではオフィスを見させてください!
代表がプロデュースした個性派オフィス!アートだけで数億円?!
個性的な部屋がズラリと並ぶオフィス
Seiya
とても個性的なオフィスですが、何かテーマはあるんでしょうか?
平山さん
部屋ごとに雰囲気を変えた空間になっています。
Seiya
確かにどの部屋も個性的なデザインですよね…!
▲フェミニンな雰囲気の部屋
▲斬新なデザインの和室
平山さん
オフィスデザインは、全て弊社の代表が決めているんですよ。
東京の景色を眺めながら会議ができるオープンスペース
Seiya
このスペースは明るくて開放的ですね。眺めもいいです!
▲東京の景色が一望できる窓際のソファースペース
Seiya
オープンスペースで会議をすることもあるんですか?
平山さん
しょっちゅうやってますよ。
アパレルの商品を並べて、みんなで確認しながら話しています。
Seiya
肩肘張らずにフラットな話し合いができそうですね。
オフィスの中にある本格的なバーカウンター
平山さん
窓際にはバーカウンターもありますよ。
Seiya
バーカウンターですか??
……え、かなり本格的じゃないですか!
▲オフィスとは思えない本格的なバーカウンター
平山さん
このバーカウンタースペースで、休憩したり雑談したりしてます。あまり頻繁には使われていないんですけどね(笑)。
赤阪さん
メンズラインの撮影などで使うこともありますよ。
▲人が入ると、お店さながら…!
全部合わせて数億円?オフィスを彩るアート作品
Seiya
SMbrandさんのオフィスには、たくさんアート作品が飾られていますよね。
平山さん
そうなんです。
その辺にポンって置いてますけど、絵とオブジェだけで数億円の価値があるんですよ(笑)。
Seiya
数億円……!
所狭しと並んでいるこのアート作品の数々も、代表の松田さんが買ってこられたんでしょうか?
平山さん
そうです。今もどんどん増えていってます。
赤阪さん
エントランスに置いてあるバイクも、ある日突然増えてましたから(笑)。
平山さん
あのバイクは確か、海外の雑誌の表紙を飾るようなもので、2,500万円ぐらいするんですよ…!
「たまたまレアなやつ見つけた〜」って代表が買ってきました(笑)。
Seiya
みなさんビックリしたでしょうね(笑)
いや〜、とにかく華やかな印象のオフィスです!
平山さん
そうですね。
おしゃれな空間で仕事できた方がモチベーションも高まるだろうし、来客していただいた方にも驚いてもらいたい。そんな思いで、このオフィスができました。
「ラフな雰囲気の中から意見が生まれる」。堅苦しさをなくした働きやすい環境
Seiya
社員さん同士の関係性や雰囲気はどうですか?
平山さん
ラフさで言ったら、かなり自信あるよね(笑)?
赤阪さん
かなりラフだと思います(笑)!
Seiya
ラフさがわかる具体的なエピソードはありますか?
平山さん
コミュニケーションツールとしてChatworkをメインで使っていまして、目上の人にでも絵文字だけで返しますね。
あと、無駄な言葉は使いません。「お疲れ様です」「よろしくお願いします」ってあまり使わないよね?
赤阪さん
使わないですね。
社長に何かお願いするときも、絵文字付きで「おねです」って送るぐらい、非常にラフです(笑)
Seiya
ラフすぎます(笑)!
社長さんもそれでOKなんですか?
赤阪さん
OKです(笑)。社長からも絵文字で返ってきますよ(笑)
平山さん
あと、社長に対して「社長」と呼ぶ人はいません。みんな「松田さん」って呼んでます。社長自身が堅苦しいことが好きじゃないんですよね。
ラフな雰囲気の中から意見がポッて生まれることがあるんじゃないですか。だから社内でのコミュニケーションも「ラフ」が一番重要だと思っていますね。
平山さん
雇用形態も特にこだわってなくて。
責任を担う核になるようなメンバーは社員なんですけど、例えばグラフィックデザインなど、他の部分はどんな形でもいい。業務委託だろうが契約社員だろうが、何でもいいかなと思っていて。あんまり堅苦しく考えてないですね。
赤阪さん
お互い納得すればそれでいいんじゃないかなって思います。
Seiya
SMbrandさん独自の福利厚生や制度はありますか?
平山さん
福利厚生は残念ながら一般的ですね……。
赤阪さん
あ、でも社員旅行には力を入れていますよね?(笑)
Seiya
どういう風に…?
平山さん
直近では香港とマカオに行ったんです。ちょっとバブリーに行きたいよねってことで。
どちらもアジアの中で優れた都市ですし、特にマカオの雰囲気は日本にいたらなかなか経験できないじゃないですか。
まあ、ただ我々が好きな都市っていうのもあるんですけど(笑)。
赤阪さん
現地では社長から、「これで遊んできなよ」と軍資金を頂戴したり、賞金をかけたイベントもありました。
バブリーでした(笑)。
Seiya
社員旅行は全員参加ですか?
平山さん
いえ、行きたい人だけで行ってます。
強制はしたくないんで。
ホントに行きたい人だけ来てもらえればいいかなと思ってますね。
Seiya
社員旅行に対する姿勢もラフですね。
平山さん
強制するのって嫌なんですよね。
Seiya
では、上下関係も厳しくないんでしょうか?
平山さん
厳しくないですね。
赤阪さん
髪型も服装も自由で、見ての通りです(笑)。
平山さん
大手企業が入っているここのビルだと、我々かなり目立つんですよ。他の会社の人は僕たちを一目見て、「あ、16階の人たちだな」とわかると思います(笑)。
赤阪さん
特に、引っ越したてのときは、ビルの利用者のざわつきを感じましたね。
でも、少しずつみなさん慣れてきて、「あ、16階か」と、エレベーターのボタンを何も言わずに押してくれる人もいますよ(笑)。
平山さん
このビルに入居するとき、ビル運営会社の方に、「こういう見た目ですが、大丈夫ですか?」と聞いてみたら、「むしろ活気が出るので入ってほしいです!」って言ってもらえて。なので、気兼ねなくやらせてもらってます(笑)。
明るく楽しそうに談笑しているスタッフさん同士の様子から、SMbrandさんが大事にしている「ラフさ」がにじみ出ていて印象的でした。
この個性溢れるオフィスで感性を磨き続け、これからも多くの人に愛されるブランド、商品を生み出していくのでしょう。SMbrandさんの今後の展開に目が離せません!