vol.22 エクスペディア・ジャパン
グローバルのセンターにあるオフィス

やってきたのは、六本木一丁目にある今話題の新しいオフィスビル。日本でここでしかないという、最高レベルのセキュリティのエントランスを抜け、ドキドキ・ソワソワは最高潮に! そんななか颯爽と現れたPRご担当の村井晶奈さんに「あ、ジュース飲みます?」と飲み物を用意してもらい、やっと落ち着いてきた取材陣。世界33か国に展開する“世界最大級の総合旅行サイト”『エクスペディア』の日本オフィスに潜入!

2016年10月01日
text by Azusa Yamamotophoto by Nozomi Ashizawa

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面白いことに積極的!

-いやぁ、入ってくるまですごく緊張したけど、村井さんがいい人でよかった。本日はよろしくお願いします!

村井さん 

こちらこそ、よろしくお願いします。あ、ジュース飲んでくださいね。

村井 晶奈 (むらい あきな)

エクスペディア・ジャパンは、「世界最大級の旅行サイト」として世界33か国に展開するエクスペディアの日本支社。村井さんは、日本のユーザーに向けて、エクスペディアの利用促進を担当している。ブランドマーケティングチームの広報として活躍中。ちなみに、特技は「旅行検索」、「年に3回は海外旅行と決めている」、というほどの旅行好き。

-エントランスがもう賑やか!

村井さん 

一段上がったところがステージになっていて、お客様を招いたりするときにここにご案内できるのがいいですね。マイクやプロジェクターなど、音響設備がそろっているので、社内でイベントをしたり、記者会見もやりました。

記者会見では、エクスペディア・ジャパンの代表取締役社長・石井恵三氏も登壇し、世界初のポケモンマスターの誕生を祝ったそう。

-ポケモンGOで世界をめぐって全ポケモン145匹をゲットしたという、ポケモンマスターが来日したときに、話題になっていましたよね。その記者会見は、ここでやっていたんですねー!

村井さん 

旅行を売る会社でもあるので、社内の楽しい雰囲気も大事にしています。同時に、テクノロジーを売りにした最先端のブランドであることを意識しているので、いままでのやりかたに縛られず、いかに楽しいサービスを提供できるかを考えています。記者会見も、“面白いことに積極的”という企業文化が出ていると思います。

-この会議室に描かれているイラストもそういう遊び心が見えますよね。キャラクターのエクスベアが隠れているって?

この子が、エクスベア。

村井さん 

そうなんです。社内の各会議室に京都やヨーロッパなど、地域ごとの名前がついたスペースがあるんですけど、それに見合ったイラストが描かれています。ここはアメリカの部屋なので、全部アメリカがモチーフになったイラストで。「隠れエクスベア」は、すごく高度なんですよ。私たちも知らないくらい。胸元に星が5つあれば、エクスベアです。あぁ、あれか! いましたね(笑)。

いた!

-遊び心があるオフィス、いいなぁ。2016年8月に移転してきたということですが、それからどうですか?

村井さん 

みんな喜んでいますよ。実は今、社員数が急拡大しているんです。エクスペディアのもうひとつミッションとして、海外のお客様を日本に呼んでくるというものもあって。エクスペディアは、グローバルな企業なので、海外のお客様を日本に呼ぶという集客力はあるんですが、その受け皿となる宿泊先がないと困りますよね。そのための増員があって、前のオフィスでは収まりきらなくなってしまったんですね。2フロアに分かれてしまった。お互いの顔が見れないという状態が続いていたので、今回移転し、ワンフロアに人員を集約することで、お互いに顔が見えるオフィスになりました。

-ワンフロア化したことで、社員同士のコミュニケーション力も上がりましたか?

村井さん 

そうですね。それに加えてこのオフィスには、コミュニケーションをとれるスペースをたくさん用意してるんです。ここのソファ席などもそうですね。

カメラマン・のんちゃん 

さっき撮影させていただいていて、通りすがりに「調子どう?」って話しかけてる方がいて、いいなぁって思いました!

-ほんとにみなさん仲よしで、ランチの時間も和気あいあいですねー!

ショベイリさん 

お、取材ですか?

-お、さっそくフレンドリーな方が! ぜひお話聞かせてくださいー!

ショベイリ サム ()

エクスペディアの営業・仕入れ部門の北海道エリアのマネージャー。同時に、9月に新たに開設したという北海道札幌の支店長も兼務。北海道にある宿泊施設へサイトでの販売の営業や、すでに取引のある宿泊施設に対してのコンサルティングなど、仕事は多岐にわたる。生まれも育ちも東京の、エクスペディア・ジャパンの人気者。至福の週末の過ごし方は、ビールを飲みながらのサッカー観戦。

自分の仕事のモードをONにできる空間

-サムさん、って呼んでもいいですか?

ショベイリさん 

どうぞどうぞ(笑)。

-オフィス移転をして、サムさんの仕事のスタイルが変わったところってありますか?

サムさん 

ありますね。僕らの部署は、フリーアドレスになっているんです。一番変わったなと思うのは、コミュニケーションが増えたなと思ってます。前だったら、各地域で席が決まっていたので、自分のチーム内はコミュニケーションがとれるんだけど、それ以外の地域の人たちと情報交換をして「こういうトレンドが日本で見えますね」とか、「こういう声がホテルからよくあがりますね」という情報が各チーム内でおさまっていた。今は、いろんな人が隣同士に座ったり、日によって隣にいる人が変わったりするので、そういうときにさりげない会話で新しい情報が入って来たりとか、ほかのチームがどういうことをやっているのかということが見えてきたりとか、情報共有の活性化というのが楽しいです。

サムさんが出社してまっ先に向かうロッカー。荷物をここに収納し、必要なものだけを持って好きな場所で仕事をする。役員ももちろん、決まった席はない。

サムさん 

大きなプロジェクトを抱えていて、集中したい日があると、ちょっと隠れたスペースにこもって、誰にも邪魔されないように作業できる。以前のオフィスでそれをやるためには、ミーティングルームをおさえなきゃいけなくて、まわりに迷惑をかけちゃうことがあったんですよね。それが遠慮なくできるようになったのは大きいです。あとは、今日はソファ席がいいなとか、今日はモニター2つあったらいいなとか、その日のやることや気分によって、働く場所が選べるのは楽しいなと思えるようになりましたね。ちょっとずつお気に入りの場所なんかもできてきて。こういう楽しさが、仕事のストレスを減らして行くひとつのきっかけにはなっていると思います。

-サムさんにとって、オフィスとは?

サムさん 

僕にとってのオフィスって、スイッチをONにできるスペース。ONとOFFを分けるタイプなので、オフィスに入った瞬間に、スイッチがぐっと入って、モードが変わる。今のオフィスって、フリーアドレスのしくみもそうですけど、旅行会社ならではの世界の国々や日本の地方をテーマにしたデザインが、自然と自分の会社の世界、自分の仕事のモードに入れる空間になっていて、一気にスイッチをONにしやすくなる。そのスイッチが入ったときに、集中する状況を邪魔しないオフィスっていうのが理想のオフィスだと思います。

高岡 賢二 (たかおか けんじ)

エクスペディア・ジャパンのEコマースマネージャー。運営が円滑にまわるように、営業成績などの数字やサービスに問題がないかを、俯瞰してチェックする。多部門にわたるマーケティング事業を管理する“サイトの店長”。これまで多くのIT企業の経験があり、2歳の女の子の父親でもある。おしゃれ。勝手に「賢二さん」と呼んでも怒らなかったいい人。

達成すべき目標が明確。だからまっすぐに仕事ができる

-賢二さんのお気に入りスポットはどこですか?

賢二さん 

キッチンスペースですね。仕事柄、いろんな部署を点々として、コミュニケーションをとることが多いので、何時間にいっぺんかは来る感じです。ここでコーヒー飲んで一服します。

-エクスペディア・ジャパンは、賢二さんにとってどういう会社ですか?

賢二さん 

面白いっすよ。人が、すれてない。純粋に仕事をしている。外資っていうのものあると思うんですけどね。コミュニケーションがストレート。クリアに話す人が多いし、責任力持った人も多いし、むだな会話は少なくなるから、みんなまっすぐに仕事している人多いですね。

-“すれてない”って?

賢二さん 

いろいろあるじゃないですか。大きい会社なので、人間関係がずれたりとかよくあると思うんですけど、あんまりそういうことを感じることが少ないですね。上だろうが下だろうが、横だろうが関係なく。みんなストレートに話すんで。

-それって、なんでなんでしょうね?

賢二さん 

やることが明確だから。あいまいな部分が少ない。だからみんながこれをやろうってはっきりする。言われた側も理解して聞いてるから、摩擦なくストレートに話が進むんで、話し方も高圧的な感じがないですし。目標に挑戦していけているか。そのために、みんな必死になっているんで。

-賢二さんはお子さんがいらっしゃるそうですけど、働き方は変わりましたか?

村井さん 

お子さんが病気のときに、奥さんの代わりに賢二さんがお家で看病ってこともありましたよね。

-うらやましい!!!!!

賢二さん 

でしょ(笑)。僕自身もそう思います! 今いい環境だなってほんとうに思うんで。

寺西 弥生 (てらにし やよい)

エクスペディア・ジャパンのシニアマーチャンダイザー。宿泊などの特典を持ってくる営業部とキャンペーンを打ち出すマーケティング部の間をとりもつ仕事。アジア全体のキャンペーンのなかで、日本独自の企画を考えることも。同じチームの同僚はシンガポールとインドにいるため、仕事は常に海外とのやりとり。社歴も6年と長く、20人ほどの小さなオフィスの時から働いている。さきほどのサムさんと同期。1歳半のお子さんのいるワーキング・マザー。誠に失礼ながら「寺ちゃん」と呼んでも、やさしく接してくれた。

女性としてのキャリアもプライベートも両立できる環境
寺ちゃんが、キャンペーンのデータ分析など集中するときに利用するという場所。靴を脱いでリラックスできるスペースになっている。

-日本でこのチームの人は、寺ちゃんだけなんですか?

寺ちゃん 

寺ちゃん(笑)。よく言われます、旦那さんが寺ちゃん、なんですけどね。そうですね。ここでは一人チームで、海外のシンガポールとインドのチームでやってるっていう。そういう人多いですよ。縦割りで一人でやっている人。組織上のチームは海外なんですけど、一緒に働く仲間って意味では、日本のチームも仲間って感じです。

-働くママさんだそうですが、どういう働き方なんですか?

寺ちゃん 

福利厚生のなかで、働く時間を短くしてもらっています。そのときの状態に合わせて、9〜17時だったり、8〜16時と、細かく対応はしてもらってます。そして、テレビ会議で海外とのやりとりが多いので、一日のうち3時間くらい会議がしめているときは、家で働いていますね。

-女性にとっての働く環境がよくて、びっくり!

寺ちゃん 

そうですよね(笑)。日本の会社でそういう話って聞かないので、ここまで柔軟に対応してもらえるって、子どもを生むまでまったく知らなかった。保育園から電話がかかってきて、「帰らなきゃいけない!」っていうときも、夜子どもが寝てからその日の分のキャッチアップができる環境。すごくいいですね。ただ、一緒に働いてる人が海外の人ばっかりなので、時差があってないようなものになっていますけど(笑)。

-働く女性をテーマにしたときに、「仕事」か「結婚」っていう2択になっちゃうイメージがあるんですけど、どう思いますか?

寺ちゃん 

わたしの前の上司がシンガポールのワーキング・マザーで、1週間の内に3、4日は海外に出張している人だったので、女性が働く環境としては、上司がそういう風だから、わたしも働きやすかったですね。ママになっても、海外に行って昇進してっていう話はあるので、それは個人の決めるところ、という社風です。

村井さん 

わたしは、いま独身ですけど、今後結婚も出産もしたいし、旅行もしたい!(笑) エクスペディア・ジャパンは、それが実現できる会社だと思っています。日本でも海外でも、女性の上司たちって、旦那さんも子どももいる人が多くて、そこでキャリアと同時に子育てもちゃんとやっていて、もちろんプライベートの時間も大切にする、という人が多くいるので、割とそういう意味でいうと、あきらめるという発想は一切ないですね。

-目指すべき先輩たちがそういうライフスタイルだと安心ですね。

村井さん 

そうですね。育休をしているからと言ってキャリアに妨げになるようなことは一切ないですし、子どもが熱を出したときに家に帰って仕事をすることをOKとしている会社なので、自分のパフォーマンスさえしっかり出していれば、キャリアに影響を及ぼすことはないですね。

-今後、この会社でやっていきたいことはありますか?

寺ちゃん 

キャリアアップを目指すということより、もっといろいろ学びたいですね。これまで経験してきたことの次は別の部署にいったりと、いろんな世界を見たいです。この会社には、考え方が似ている人が多いです。ガツガツしてない上昇思考な人(笑)。

-うーん、エクスペディア・ジャパンさん、ますますファンになっちゃいました! ありがとうございましたっ。

デスクの並ぶスペースと通路を区切るパーテーションも、圧迫感のないデザイン。和をテーマとしているそう。
営業部の横には堂々たる富士山が。壁に直接描き下ろしているそう。
33か国にあるエクスペディアのメンバーとつながるために、すべてのミーティングルームには、テレビ電話が完備。
有志メンバーが描いたというオフィスマップ。さすが、仕事も遊びも全力投球な人たち! クオリティが違う。
取材の終わりに、世界・日本各地のガイドブックをお土産にいただけると聞き、夢中で選ぶヤマモト。

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エクスペディア・ジャパン

https://www.expedia.co.jp
アークヒルズ仙石山森タワー
利用従業員数 約100人
利用坪数 約620坪
移転時期 2016年8月
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