週休3日制で働き方はどう変わる?|導入のメリット・デメリット

週休3日制が実際に導入されることでどのようなメリットデメリットがあるのでしょうか。今回は導入が検討される理由や実際の導入事例と合わせてみていきます。

2018年08月31日

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一般的に多くの企業では週休2日制もしくは完全週休2日制を設けています。しかし最近、テレビや新聞で週休3日制という文字をよく見かけるようになったとは思いませんか?まだまだ実際に導入している企業は少ないものの、大手企業も導入を検討していることから話題になっています。 今回は週休3日制度を事例とともに紹介していきます。

 

週休3日制ってどんな制度?

ホワイトボード 女性

 

読んで字のごとく、1週間7日あるうちの3日を休日として過ごせる制度。…なのですが、そこまで単純にはいかないのが難しいところ。というのも、単に休みを1日増やして給与は変わらず、というわけにはなかなかいかないからです。

 

そのため、週休3日制を導入するには大きく2つのパターンに分けられます。

 

1日あたりの勤務時間を増やして休日を増やす

通常1日8時間週5日勤務、週の労働時間は40時間であったものを、1日10時間週4日勤務で40時間働くその代わり給与は減額無しというパターン。メリハリをつけて働きたい!という人にとっては適している働き方でしょう。

 

1日に増えた2時間分については、通常勤務の前後1時間ずつで増やすパターンと後ろに2時間増やすパターンとで別れることが多いようです。

 

週あたりの労働時間と給与を共に減らして休日を増やす

1日8時間勤務は変わらず週の労働時間も減るのでそれに伴い給与も減額されるパターン。1ヶ月の給与で見れば4日分減額になるというわけです。

例えば元々が完全週休2日、月収20万円とすると、おおよそ4万円が減額されることになります。給与よりも挑戦したいことがある!という人にとっては適している働き方でしょう。

 

それぞれの細かいメリット・デメリットについてはのちの項目でみていきます。

 

週休3日制が検討される理由

ではなぜ今週休3日制の導入が検討されるのでしょうか?その理由は現在政府が力を入れて取り組んでいる「働き方改革」により、ワークライフバランスの改善が注目されていることにあります。

 

例えば「働きすぎ問題」としてあげられる過労死やサービス残業への対応、育児や家族の介護などの理由で満足に働くことができない、もしくは逆に仕事のために介護ができないなどの問題の解決が挙げられるでしょう。また、休日が増加することよる消費拡大を必要とする社会状況も挙げられます。

 

週休3日制を導入するメリット

読書

では、週休3日制を導入することによってどのようなメリットが得られるのでしょうか。

 

人材確保しやすくなる

深刻な人手不足問題が挙げられる中、週休3日制を導入することで労働者にとって魅力的な労働環境を提供し、多様な人材や優秀な人材の確保に繋げることができます。

 

また、仕事を細分化し、一人あたりの業務量を減らし、増員した社員に回すことができれば企業としての総生産量には影響がない状態を作ることも可能でしょう。

 

生産性の向上

週休3日制にすることで、週5日かけて行なっていた業務を4日でこなさなければならなくなるため、業務の効率化が求められることになります。7日のうち3日休むということは、1週間の約半分を休める状況になるので、メリハリをつけて働けることが期待できます。休日が増えることでモチベーションアップに繋がり、生産性の向上が見込めることになるでしょう。

 

プライベート時間の充実

趣味の時間や自分の時間が増えることでプライベート時間を充実させることができます。資格取得のための勉強時間など、自分をスキルアップさせるための時間に当てる人もいるでしょう。また、平日に休みが取れるので、役所や銀行などの平日にしかできない手続きなども余裕を持ってこなすことができます。

プライベートの時間が充実することでリフレッシュにもなり、仕事に対するモチベーションのアップや集中力のアップも期待できます。

 

キャリア中断の必要がなくなる

育児や介護にあたり、離職するまでとはいかずとも育児休暇の取得によりキャリアを一時離れることになり、休暇が終わった後ちゃんと復帰できるかなどの不安がつきまとうものです。また、保育園の関係などですぐに復帰できないというケースもあり、退職をせざるを得なくなってしまう人もいます。そんな中週休3日制になれば、仕事を続けながら労働時間を短くすることで心的負担を軽くしたり子供との時間を確保できるようになります

 

通勤の負担削減

仕事に向かう「通勤」の時間をストレスに感じている人は大勢います。1都3県在住のサラリーマンの通勤時間の平均は片道58分なんだとか。1日往復2時間と考えれば、週5日で10時間もの時間が通勤にかかっていることになります。時間だけ見てもかなりのストレスですが、さらに満員電車に乗ると考えると精神的な負担は大きいと言えるでしょう。これが週1日、1ヶ月で4日減るだけでもだいぶ楽になるはずです。

参考:https://www.athome.co.jp/contents/at-research/vol33/

 

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週休3日制を導入するデメリット

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